デルマニアのブログ

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とある皮膚科医のブログです。

乾癬

トルツ皮下注に重大副作用を追記 厚生労働省、「間質性肺炎」で

厚生労働省は6月15日、乾癬や脊椎炎に用いる「イキセキズマブ(遺伝子組換え)」(販売名:トルツ皮下注80 mgオートインジェクター、同注80 mgシリンジ)の使用上の注意に対し、重大な副作用の項に「間質性肺炎」の追記を求める改訂指示を出した。国内症例の…

ドボベットフォーム発売開始 2021年6月18日

ドボベットフォームが本日発売開始となりました。 dovobet.jp 関連記事: dermania.hatenablog.com // リンク

ビメキズマブ、中等~重度尋常性乾癬対象P3試験結果を発表 UCB、BE RADIANTおよびBE SUREの結果を発表

ビメキズマブ、中等~重度尋常性乾癬対象P3試験結果を発表UCB、BE RADIANTおよびBE SUREの結果を発表 IL-17A・IL-17F阻害剤、日本でも承認申請中 UCB SAは4月23日、治験中のIL-17A・IL-17F阻害剤ビメキズマブについて、中等度~重度尋常性乾癬患者対象に有効…

尋常性乾癬でbimekizumabがセクキヌマブに優越性示す

中等症ないし重症の尋常性乾癬患者743例を対象に、IL-17AおよびIL-17Fを選択的に阻害するIgG1モノクローナル抗体bimekizumabの有効性と安全性を第IIIb相試験でセクキヌマブと比較。患者をbimekizumab群(320mgを4週に1回投与、373例)とセクキヌマブ群(300m…

中等度以上の尋常性乾癬でbimekizumabがアダリムマブに優越性

中等症ないし重症の尋常性乾癬の患者478例を対象に、bimekizumabの有効性と安全性をアダリムマブと比較。主要評価項目は、16週時の乾癬面積・重症度指標(PASI)スコア90%以上の改善(PASI 90)、医師による全般的評価(IGA)0点または1点(病変が消失また…

乾癬治療薬ビメキズマブを国内申請 IL-17AとIL-17Fを選択的に阻害 UCB

乾癬治療薬ビメキズマブを国内申請 IL-17AとIL-17Fを選択的に阻害 UCB ユーシービー(UCB)ジャパンはこのほど、重要な炎症性サイトカインのIL-17AとIL-17Fをともに選択的に阻害するヒト化モノクローナルIgG1抗体ビメキズマブ(一般名)について、既存治療…

レオファーマ:ドボベットフォーム製造販売承認取得のご報告

1月6日付けでレオファーマのドボベットフォームが製造販売承認取得しました。 従来のドボベット軟膏やドボベットゲルより有効性が高く、臨床使用で活躍することが期待されます。 虫よけスプレーのような剤形ですね。 vimeo.com https://www.kyowakirin.co.jp…

尋常性乾癬へのbimekizumab、60週まで高い奏効率を維持

中等症ないし重症尋常性乾癬患者を対象に、IL-17AおよびIL-17Fの活性を中和するモノクローナル抗体bimekizumabの長期有効性と安全性を検討。12週間の無作為化二重盲検プラセボ対照第IIb相試験(BE ABLE 1試験)で乾癬面積重症度指数90%以上改善(PASI 90)…

チルドラキズマブ(イルミア®)の薬価収載について

乾癬に対する10剤目のバイオ、チルドラキズマブ(イルミア®)が8月26日に薬価収載され、臨床使用が可能となりました。12週間隔で、お値段は487,413円です。同じIL-23阻害薬で12週間隔のスキリージは1回あたり487,614円なのでほぼ同じですね。

尋常性乾癬へのroflumilastクリーム、第2相試験結果良好

尋常性乾癬患者331例を対象に、PDE-4阻害薬roflumilastクリームの効果を第IIb相試験で検証した(ARQ-151 201試験)。 その結果、6週時に治験責任医師が判定した全般的評価(IGA)の「消失」または「ほぼ消失」達成率は基剤クリーム群8%、rofulumilast 0.3%…

チルドラキズマブ(イルミア®)承認について

厚生労働省の薬食審・医薬品第二部会は2020年5月28日、新規6薬剤を承認しました。 皮膚科ではチルドラキズマブと、アダリムマブのバイオシミラーが関係しています。 ▽イルミア皮下注100mgシリンジ(チルドラキズマブ(遺伝子組換え)、サンファーマ):「…