2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧
アストラゼネカ株式会社は、全身性エリテマトーデス(SLE)の治療薬アニフロルマブ(商品名:サフネロー)点滴静注300mgを11月25日より販売開始した。アニフロルマブは、完全ヒト型モノクローナル抗体であり、I型インターフェロンα受容体のサブユニット1(IF…
65歳以上のメディケア受給者で遺伝子組み換え帯状疱疹ワクチン(RZV)を接種者84万9397例と帯状疱疹生ワクチン(ZVL)接種者181万7099例を対象に、ワクチン接種後のギラン・バレー症候群(GBS)発症リスクを症例集積コホート研究で比較。さらに、メディケア…
2021年11月25日、アトピー性皮膚炎に対する2つの経口JAK阻害薬も薬価収載された。ファイザーの「サイバインコ錠」(アブロシチニブ)とアッヴィの「リンヴォック錠」(ウパダシチニブ水和物)で、リンヴォックはアトピー性皮膚炎専用の30mg製剤が追加される…
経口シクロスポリンA(CSA)の効果不十分または経口CSA禁忌の重症アトピー性皮膚炎(AD)成人患者277例を対象に、トラロキヌマブ+外用コルチコステロイド薬(TCS)の有効性と安全性を26週間の多施設共同並行無作為化二重盲検プラセボ対照第III相試験で評価…
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のmRNAワクチン接種は、COVID-19による入院ならびにCOVID-19入院患者の死亡/人工呼吸器装着への進行を有意に低下させる可能性が認められた。米国疾病予防管理センターのMark W. Tenforde氏らが、米国の21施設で実施した…
重症度尺度が2ポイント以上改善した被験者の割合、治療終了時の発汗重量の変化量で評価 科研製薬株式会社は10月14日、原発性腋窩(えきか)多汗症治療剤「BBI-4000(一般名:ソフピロニウム臭化物)」の導入元であるBrickell Biotech, Inc.(以下、ブリッケ…
現在Phase 3進行中のBaricitinib(JAK1/2)とRitlecitinib(JAK3/TEC)ですが、どうやら効果・安全性ともにほぼ変わらなそうですね。全く同じようなプロフィールの薬ですと、Ritlecitinibが市場にでてくる必要があるかというと微妙になってきますね。同じくファ…
オランダで2007-08年に組織病理的に確認された初発皮膚扁平上皮がん(cSCC)患者1万1137例を対象に、転移性cSCCの累積発生率と疾患特異的生存率を全国がん登録研究で検討。転移の危険因子も調査した。 その結果、1.9%に転移が発生し、転移までの期間は中央…
2021年09月21日 ブリストルマイヤーズスクイブは9月21日までに、切除不能または転移性悪性黒色腫の成人および小児患者(12歳以上かつ体重40キロ以上)を対象とする、免疫チェックポイント阻害薬の抗LAG-3抗体relatlimabと抗PD-1抗体ニボルマブ(商品名オプジ…
【ワシントン=船越翔】米製薬大手ファイザーは5日、開発中の新型コロナウイルス感染症の経口薬(飲み薬)について、臨床試験の中間結果で入院や死亡のリスクが89%減ったことを確かめたと発表した。ファイザーは緊急使用許可の申請に向け、近く米食品医…
中等症ないし重症のアトピー性皮膚炎の成人患者を対象とした無作為化プラセボ対照試験5件のデータを用いて、インターロイキン-13サイトカインに特異的に結合するヒト化免疫グロブリンG4モノクローナル抗体tralokinumabの結膜炎発生リスクを解析。最長16週間…
12歳以上の軽症ないし中等症のアトピー性皮膚炎患者240例を対象に、TRPV1拮抗薬asivatrepクリームの有効性と安全性を第III相無作為化基剤対照試験で検討(CAPTAIN-AD試験)。主要評価項目は、8週時の研究者による包括的評価(IGA)スコアが0点または1点だっ…
科研製薬株式会社は10月21日、熱傷焼痂除去剤「KMW-1」について、日本人熱傷患者を対象とした国内第3相臨床試験の結果を第47回日本熱傷学会総会・学術集会で報告したことを発表した。 KMW-1は、パイナップル(Ananas comosus)の茎から抽出されるタンパク質…
この度、mTOR阻害剤「ラパリムス錠1mg」(一般名:シロリムス)について、「効能又は効果」「用法及び用量」が追加承認されました。●「効能又は効果」難治性リンパ管疾患リンパ管腫(リンパ管奇形)、リンパ管腫症、ゴーハム病、リンパ管拡張症●「用法及び用…