デルマニアのブログ

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とある皮膚科医のブログです。

HPVワクチン

HPV自己検査キット郵送:子宮頸がん検診受診率への影響は?

米国で女性3万1355例(平均年齢45.9歳)を対象に、郵送でのヒトパピローマウイル(HPV)自己採取キット提供による子宮頸がん検診受診率の改善効果を無作為化試験で検討。郵送方法はキットを直送するダイレクトメール方式または要請に基づき送付するオプトイ…

9価HPVワクチン、来年4月1日から定期接種へ

厚生労働省厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会は、2022年11月8日、9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの定期接種を2023年4月1日から開始する方針を了承した。 9価HPVワクチンは、2022年10月4日の同部会にて定期接種化が了承…

9価HPVワクチン、「2023年度早期から」定期接種化へ厚労省審議会が了承、3回接種が前提、打ち控えの懸念も

第49回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会(部会長:脇田 隆字・国立感染症研究所長)は10月4日、9価のHPVワクチンを2023年度の早期から定期接種化することを了承した。最終的に予防接種・ワクチン分科会に諮り、決定する。現在定…

HPVワクチンの接種を自費で受けた者に対する償還払いについて

定期接種としてのHPVワクチンの正常化と、救済措置の実施が迫っています。このような中、3月11日に自治体向けの説明会が開催されたそうで、資料が公開されています。「HPVワクチンに関する自治体向け説明会」資料(3月11日)https://www.mhlw.go.jp/stf/n…

9価HPVワクチン、6つの疑問に答えます

2020年7月に、承認審査から5年もの歳月を経て承認された9価HPVワクチン。わが国においても子宮頸癌の原因の90%以上をカバーできると期待されているが、現時点では定期接種となっておらず、自費での接種となる。では、現時点で9価ワクチンについて患者に質問…

子宮頸がん9価ワクチン承認 定期接種検討、当面は自費

厚生労働省は21日、子宮頸(けい)がんを予防する「HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン」の9価ワクチンを新たに薬事承認した。ウイルスのさまざまな型のうち9種類を対象にしている。厚労省は今後、接種費用を公費で賄う定期接種化を検討するが、…

9価HPVワクチンが承認へ

厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は、5月20日付けの議決で9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンのシルガード9水性懸濁筋注シリンジ(組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来))の承認を了承した。早ければ6月中…