デルマニアのブログ

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とある皮膚科医のブログです。

免疫チェックポイント阻害薬

免疫療法薬の術前投与、2種類の皮膚がんで効果を示す 欧州臨床腫瘍学会の年次集会で発表された2件の臨床試験の結果

皮膚がんの患者に対し、外科的にがんを切除する前に免疫療法薬を投与する治療アプローチの有効性を示した2件の臨床試験の結果が、欧州臨床腫瘍学会の年次集会(ESMO 2022、9月9~13日、フランス・パリ)で発表された。試験に参加した一部の患者では、免疫療…

皮膚扁平上皮がんの術前cemiplimab、病理学的完全奏効は5割以上/NEJM

切除可能な皮膚扁平上皮がん患者の術前補助療法において、抗プログラム細胞死1(PD-1)モノクローナル抗体cemiplimabは、約半数の患者で病理学的完全奏効を達成し、安全性の新たなシグナルは特定されなかったことが、米国・テキサス大学MDアンダーソンがんセ…

がん免疫療法の効果は皮膚に生じた副作用が目安になる? 白斑や扁平苔癬、皮膚掻痒症などの出現で死亡リスクが大きく低下

がん免疫療法で使われる薬剤である免疫チェックポイント阻害薬(ICI)では、副作用として皮膚症状がよく生じる。こうした皮膚症状は、実際には薬剤が奏効していることを示す可能性があるとする研究結果を、米マサチューセッツ総合病院(MGH)のYevgeniy Seme…

切除不能悪性黒色腫の1次治療、relatlimab・ニボルマブ併用が有効/NEJM

未治療の転移のあるまたは切除不能の悪性黒色腫患者の治療において、2つの免疫チェックポイント阻害薬relatlimab(抗リンパ球活性化遺伝子3[LAG-3]抗体)とニボルマブ(抗プログラム細胞死1[PD-1]抗体)の併用は、標準治療であるニボルマブ単剤と比較し…

進行黒色腫、ニボルマブ+イピリムマブの長期OS良好

未治療の切除不能なIII期またはIV期悪性黒色腫患者945例を対象に、ニボルマブ+イピリムマブ併用療法またはニボルマブ単剤療法とイピリムマブ単剤療法の有効性および安全性を比較した第III相試験(CheckMate 067試験)の長期転帰を報告。最短追跡期間は6.5年…

抗PD-1抗体による甲状腺副作用の発症メカニズムをマウスで明らかに 名大、研究成果は、「Science Translational Medicine」に掲載

免疫チェックポイント阻害薬治療によるirAEsの発症機序は不明だった 名古屋大学は5月13日、免疫チェックポイント阻害薬である抗PD-1抗体による甲状腺副作用の発症メカニズムをマウスで明らかにしたと発表した。この研究は、同大医学部附属病院糖尿病・内分泌…

黒色腫でペムブロリズマブ+イピリムマブが抗腫瘍活性示す

抗プログラム細胞死タンパク質1(PD-1)/リガンド1(L1)抗体単独または他剤との併用による免疫療法失敗後の進行性黒色腫の患者70例を対象に、低用量のイピリムマブとペムブロリズマブ併用の効果を前向き臨床試験で評価。35例が主要評価項目に規定した免疫反…

抗LAG-3抗体relatlimab+二ボルマブ、未治療の悪性黒色腫の第III相データを提示/BMS

ブリストルマイヤーズスクイブは、2021年5月29日、第II/III相RELATIVITY-047試験の結果を発表した。ニボルマブと抗LAG-3抗体relatlimabの固定用量の組み合わは、未治療の切除不能悪性黒色腫において、ニボルマブ単独と比較して、統計的に有意かつ臨床的に意…

ペムブロリズマブ、TMB-High固形がんに国内承認申請/MSD

MSDは、2021年3月11日、抗PD-1抗体ペムブロリズマブ (商品名:キイトルーダ)について、がん化学療法後に増悪した進行・再発の腫瘍遺伝子変異量高スコア(TMB-High)を有する固形がんに対する製造販売承認事項一部変更承認申請を行った。がん種横断的に共通…

米FDAが局所進行・転移性基底細胞がんにcemiplimab-rwlc承認 基底細胞がんに初の免疫チェックポイント阻害薬

米国食品医薬品局(FDA)は2月9日、局所進行および転移性の基底細胞がん(BBC)に対して、抗PD-1抗体cemiplimab-rwlc(商品名Libtayo、Regeneron Pharmaceuticals社)を承認した。ヘッジホッグシグナル阻害薬(HHI)による治療歴があるか同薬の適応がない局…