2025-08-01から1ヶ月間の記事一覧
米国国立衛生研究所(NIH)・国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のPeiying Ye氏らの研究チームは、ZAP70遺伝子に病的な変異を認め、β-ヒトパピローマウイルス(β-HPV)のゲノム組み込みを伴い、再発を繰り返す切除不能な浸潤性皮膚扁平上皮がん(SCC)を含…
■この記事のポイント 生後9週未満の乳児を対象とした本研究では、毎日保湿剤を塗布することで24カ月時点でのアトピー性皮膚炎の累積発生率が減少した。 高リスクではない乳児群において、保湿剤によるアトピー性皮膚炎の予防効果がより顕著であった。 家庭に…
肝斑(melasma)は、顔面に左右対称に現れる褐色斑を特徴とする後天性の色素沈着疾患で、紫外線曝露やホルモンバランスなどの複数の因子が関与するとされる。外用療法が治療の主軸とされる一方で、効果が不十分で再発しやすく、長期的な管理が求められる。タ…
抗原の皮膚暴露がIgE感作を促進の可能性、その分子メカニズムは不明だった 東京大学は7月3日、皮膚において産生されるプロスタグランジンD2(PGD2)が、免疫細胞のCRTH2受容体を刺激して、アレルギーを発症するIgE抗体の産生(感作)を促進する仕組みを明ら…