デルマニアのブログ

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とある皮膚科医のブログです。

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

デュピクセント、日本人小児アトピー性皮膚炎患者に対し主要評価項目達成/サノフィ

サノフィは2022年6月14日付のプレスリリースで、同社のデュピクセント(一般名:デュピルマブ)について、生後6ヵ月から18歳未満の日本人アトピー性皮膚炎患者を対象とした第III相試験の結果を発表した。本試験における主要評価項目EASI-75の達成割合は、プ…

円形脱毛症に対するバリシチニブ(オルミエントⓇ)、国内で承認される。

2022年6月20日付けで、円形脱毛症にJAK阻害薬であるバリシチニブ(オルミエントⓇ)が承認されました。適応追加なので、私の病院では新たな手続きなどを必要とせず、本日以降処方ができます。 ● お知らせ文書 https://www.lillymedical.jp/ja-jp/answers/165907…

円形脱毛症に経口JAK阻害薬を承認 米FDA、初の全身治療薬

米食品医薬品局(FDA)は6月13日、米国で年間30万人以上が発症し、治療法が限られている重度の円形脱毛症(AA)に対する初の全身治療薬として、経口ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬バリシチニブを承認したと発表。同薬はブレークスルーセラピー(画期的治療薬)…

「ミチーガ皮下注用」の最適使用推進指針で周知 13歳以上のアトピー性皮膚炎に伴うそう痒対象のGL

日本皮膚科学会はこのほど、成人および13歳以上の小児のアトピー性皮膚炎に伴うそう痒治療用の「ネモリズマブ」(販売名:ミチーガ皮下注用60mgシリンジ)について、厚生労働省から情報提供があったとして、同薬の最適使用推進ガイドライン(GL)および通知…

米FDAが乳幼児のアトピー性皮膚炎にデュピルマブ承認 生後6カ月-5歳の中等症ないし重症ADで初の生物学的製剤

Sanofi社は6月7日、同社のIL-4/IL-13受容体阻害薬デュピクセント(商品名デュピルマブ)について、外用処方薬で効果不十分または処方が推奨されない生後6カ月から5歳の中等症ないし重症のアトピー性皮膚炎(AD)への適応拡大を承認したと発表した。 今回の承…

50歳以上の新型コロナ罹患者、診断後半年間は帯状疱疹発症リスクが高い可能性 GSK、結果は米国感染症学会の「Open Forum Infectious Diseases」に掲載

COVID-19罹患は年配者の帯状疱疹発症リスクと関連するか 英グラクソ・スミスクラインは4月6日、米国人約200万人から収集したデータの解析結果から、50歳以上の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)罹患者は、診断後6か月以内に帯状疱疹を発症するリスクが高…