デルマニアのブログ

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とある皮膚科医のブログです。

アトピー性皮膚炎

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乳児の皮膚微生物、アトピー性皮膚炎・食物アレルギー併発の早期指標に

乳児期早期の皮膚マイクロバイオームが後のアトピー性皮膚炎・食物アレルギーと関連 乳児の皮膚に存在する微生物が、アトピー性皮膚炎(AD)と食物アレルギーなどの併発リスクを早期に示す手がかりになる可能性があるようだ。1歳までにADに食物アレルギーま…

アトピー性皮膚炎リスク上昇に乳幼児期の呼吸器感染症が関連

アトピー発症リスクに3歳までの呼吸器感染症負担が関連 ■この記事のポイント 2つの独立した出生コホートを用いて、乳幼児期の感染症負担と小児期のアトピー性皮膚炎(AD)リスクとの関連を調査した。 早期の感染症負担、特に呼吸器感染症の増加は、抗菌薬治…

緑地量でぜん息増・アトピー減の関連判明

環境研、研究成果は、「International Journal of Hygiene and Environmental Health」に掲載 国内で未検証だった緑地と子どものアレルギーの関連をエコチル調査で解析 国立環境研究所は7月6日、4歳時点の居住地周辺の緑地量とアレルギー疾患の関連を解析し…

皮膚のセラミド不足がアトピー性皮膚炎の直接原因であることを世界初実証

宇都宮大、研究成果は、「The Journal of Pathology」にオンライン掲載 セラミド分解酵素を過剰発現させた新規モデルマウスを確立 宇都宮大学は4月3日、皮膚のセラミド不足がアトピー性皮膚炎の直接原因であることを世界で初めて実証したと発表した。この研…

アトピーは学業成績に影響するか

アトピー性皮膚炎(AD)は、睡眠障害や併存疾患、あるいは心理社会的影響により学業成績を低下させる可能性があるが、集団ベースの縦断的研究によるエビデンスは限られている。英国・London School of Hygiene & Tropical MedicineのRita J. Iskandar氏らは…

遺伝子解析でアトピー治療薬を個別化選択

アトピーへのJAKi奏効を487-GEP検査で予測、EASI-90達成率改善 ■この記事のポイント アトピー性皮膚炎(AD)患者の皮膚検体を用いた487個の遺伝子発現プロファイル(487-GEP)検査を開発し、全身療法の選択をガイドする有効性を前向き試験で検証した。 JAK阻…

アトピー性皮膚炎患者に最適な入浴の頻度は?

アトピー性皮膚炎患者にとって入浴は判断の難しい問題であり、毎日の入浴が症状の悪化を引き起こすのではないかと心配する人もいる。こうした中、新たなランダム化比較試験で、入浴の頻度が毎日でも週に1~2回でも、入浴がアトピー性皮膚炎の症状に与える影…

アトピー性皮膚炎・脱毛症に関連、新たなJAK1遺伝子変異を発見 成育医療センター、研究成果は、「Journal of Allergy and Clinical Immunology」に掲載

脱毛症とJAK1機能獲得型変異の関連は報告がなかった 国立成育医療研究センターは10月17日、一般的な治療では改善が難しい重症アトピー性皮膚炎、脱毛症、自己免疫性甲状腺疾患を発症した患者において、新しいJAK1遺伝子変異を発見し、この遺伝子変異によりJA…

ピーナッツアレルゲンの皮膚間移行の定量的測定と手洗いの効果

はじめに 経皮感作によるピーナッツアレルギーのリスクはどの程度か ピーナッツアレルギーは欧州では小児の1-2%に認められ、重篤なアナフィラキシーを引き起こす可能性のある重要な食物アレルギーです。日本の有病率は1%未満と少ないものの1)、近年、食物…

高齢者のアトピー性皮膚炎、世界的に深刻な疾病負荷 世界的有病率は1990年から2021年にかけて増加、この傾向は2050年まで続くと予測

高齢者のアトピー性皮膚炎(AD)の世界的な疾病負荷は大きく、2050年まで増加し続けると予想されるという研究結果が、「Frontiers in Public Health」に4月1日掲載された。 重慶医科大学附属第一医院(中国)のYi Ou氏らは、1990年から2021年までの高齢者に…

毎日エモリエント剤塗布でアトピー予防効果

■この記事のポイント 生後9週未満の乳児を対象とした本研究では、毎日保湿剤を塗布することで24カ月時点でのアトピー性皮膚炎の累積発生率が減少した。 高リスクではない乳児群において、保湿剤によるアトピー性皮膚炎の予防効果がより顕著であった。 家庭に…

アトピー性皮膚炎におけるJAK阻害剤による血栓リスクの増加:実世界における比較研究

- 研究の問い:中等度から重度のアトピー性皮膚炎(AD)患者において、JAK阻害剤使用が心血管安全性、特に血栓塞栓症リスクに与える影響を評価すること。 - 方法:TriNetXグローバルデータベースを用い、JAK阻害剤とデュピルマブ(n=1006)、メトトレキサー…

アトピー性皮膚炎は慢性腎臓病リスクの増加と関連:アジア人集団における全国的な研究

- 研究の問い:アトピー性皮膚炎(AD)が慢性腎臓病(CKD)の進行に関連しているかを明らかにする。 - 方法:台湾の全国健康保険研究データベースを用い、2000年から2008年の間にADと診断された15,179人(対象群)と、年齢・性別を一致させたADを持たない60,…

大気汚染物質の増加でアトピー受診増加

重要性 気候変動と汚染は主要な健康上の脅威であり、環境によって影響を受けるアトピー性皮膚炎のような一般的な疾患の負担を悪化させる可能性がある。 目的 環境要因とアトピー性皮膚炎の転帰との関連に関するエビデンスの確実性を要約し、評価すること。 …

乳児期の犬への曝露は幼少期のアトピーリスクを低下させる?

犬を飼っている家庭の乳児は、幼少期にアトピー性皮膚炎(AD)を発症するリスクが、犬を飼っていない家庭の児よりも低い傾向があるようだ。新たな研究で、乳児期に犬に曝露することで、ADの発症に関与する遺伝子の影響が軽減される可能性が示された。英エデ…

日本発のアトピー性皮膚炎患者向けアプリのデータから、重症度を即時判定するAIモデル開発 慶應義塾大など

日本最大級のアトピー性皮膚炎患者向けアプリのデータを活用し、スマートフォンで撮影した皮膚画像を即時に解析してその重症度を判定するAI(人工知能)モデルが開発された。研究グループでは、患者自身が活用するモニタリングツールとしてだけでなく、臨床…

Enhanced Siglec-8 and HLA-DR and reduced CRTH2 surface expression highlight a distinct phenotypic signature of circulating eosinophils in atopic dermatitis

Abstract Atopic dermatitis and other type 2 immune response diseases are often linked to elevated eosinophil levels in the blood. Although the role of eosinophils in atopic dermatitis pathophysiology is suspected, it remains unclear. The d…

アトピー性皮膚炎、症状と治療反応に関連するバイオマーカー発見 慶大ほか、研究成果は、「Nature Communications」にオンライン掲載

炎症メカニズムが複雑なAD、治療薬効果の個人差の原因は未解明 慶應義塾大学は6月3日、アトピー性皮膚炎(Atopic dermatitis:AD)の症状や治療への反応を、皮膚で働いている遺伝子の状態から読み取ることに成功したと発表した。この研究は、同大医学部皮膚…

乳児期の犬への曝露は幼少期のアトピーリスクを低下させる?

犬を飼っている家庭の乳児は、幼少期にアトピー性皮膚炎(AD)を発症するリスクが、犬を飼っていない家庭の児よりも低い傾向があるようだ。新たな研究で、乳児期に犬に曝露することで、ADの発症に関与する遺伝子の影響が軽減される可能性が示された。英エデ…

アトピー性皮膚炎におけるRilzabrutinib:効果、安全性、およびかゆみ反応の分析

1. この研究は、最も一般的な炎症性皮膚疾患であるアトピー性皮膚炎(AD)の治療における公衆衛生の問題に取り組んでいます。中程度から重度のAD患者の多くが、局所治療だけで十分な病状管理を達成できず、経口免疫抑制剤またはモノクローナル抗体の注射を必…

アトピー新知見 角質細胞が病態指標に ファンケル、成果の一部は2024年10月にブラジルで開催されたIFSCCイグアス大会で口頭発表

ファンケルは、アトピー性皮膚炎の病態指標となる角質細胞を新たに発見した。アトピー性皮膚炎患者の角層を調べたところ、特定の角質細胞が多く存在し、症状の重症度と関連があることが分かった。今回の知見は、肌トラブルの予防につながる可能性があり、次…

AI搭載ウェアラブルデバイスで夜間掻破を軽減

一文サマリ 人工知能を搭載した手指装着型センサーからの振動刺激により、軽症のアトピー性皮膚炎患者の夜間掻破行動が有意に減少したと示唆されている。 概要 アトピー性皮膚炎の主症状であるかゆみと掻破行動は、特に夜間に睡眠を妨げて生活の質を下げる要…

生後3ヶ月以内の抗生物質曝露と小児アトピー性皮膚炎の発症リスク

アトピー性皮膚炎(AD)は、一般的な炎症性皮膚疾患であり、生後早期に発症し、一生続くこともある。アメリカ、イギリス、デンマークの研究チームは、胎内および生後早期(生後90日まで)での抗生物質への曝露がADの早期発症リスクを上昇させるという仮説を…

アトピー性皮膚炎で認知症リスクが上昇 システマチックレビューとメタ解析で検証

近年のコホート研究でアトピー性皮膚炎と認知症の関連性が示唆されているものの、一貫した知見は得られていない。韓国・Pusan National UniversityのYeon-Su Gwak氏らは、システマチックレビューとメタ解析、さらにメンデルランダム化(MR)解析によりアトピ…

アトピー性皮膚炎、精神的ストレスで悪化のメカニズムを解明 順大ほか、研究成果は、「Journal of Allergy and Clinical Immunology」オンライン版に掲載

アレルギー性皮膚炎マウスモデルにストレス負荷プロトコール応用で解析 順天堂大学は12月23日、精神的ストレスが皮膚アレルギーを悪化させるメカニズムを解明したと発表した。この研究は、同大大学院医学研究科環境医学研究所の吉川宗一郎准教授、冨永光俊 …

軽症/中等症アトピーにルキソリチニブクリームが長期有効

軽症ないし中等症アトピー性皮膚炎(AD)の青年および成人患者(12歳以上)を対象に、ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬ルキソリチニブクリームの有効性および安全性を第III相試験2件で検討(TRuE-AD1/TRuE-AD2試験)。0.75%または1.5%ルキソリチニブクリームも…

Z世代はアトピー性皮膚炎の重症度をより重く認識 Z世代の患者はミレニアル世代の患者と比べてアトピー性皮膚炎をより深刻に捉える

Z世代の患者はミレニアル世代の患者と比較して、アトピー性皮膚炎の主観的な重症度をより重く捉えているという分析結果が、「International Journal of Dermatology」に7月25日掲載された。 グラナダ大学(スペイン)のClara Ureña-Paniego氏らは、Z世代(19…

水疱性類天疱瘡とアトピー性皮膚炎に遺伝的関連 国際バイオバンクデータを解析

水疱性類天疱瘡(BP)は、高齢者に多く見られる自己免疫性の皮膚疾患で、痒みを伴う発疹や水疱が発生する。難治性のケースも見られ、重症化すると死に至ることもある。近年、BPとアトピー性皮膚炎(AD)の関連性が強く示唆されていることから、中国・Chongqi…

アトピー性皮膚炎の治療薬で精神状態も改善 デュピルマブによる検討

研究の背景:デュピルマブはアトピー症状だけでなくQOLも改善 一般成人におけるアトピー性皮膚炎の有病率は7%とされる。その原因として遺伝的負荷、T細胞の異常、環境要因、食事などとの関連が指摘されているが、詳細はいまだ不明である。アトピー性皮膚炎…

新規IL-13阻害薬が中~重度アトピーで好成績 cendakimabの日本含む国際第Ⅱ相試験

インターロイキン(IL)-13は2型炎症の主要メディエーターであり、アトピー性皮膚炎(AD)の発症に関与している。米・Oregon Medical Research CenterのAndrew Blauvelt氏らは中等度~重度の成人AD患者を対象に、開発中の選択的IL-13阻害薬cendakimabの有効…