2021-07-06から1日間の記事一覧
悪性腫瘍発生と整容面の問題から早期の母斑組織完全切除が望ましい 京都大学は7月1日、先天性巨大色素性母斑に対する世界初の皮膚再生治療を実施し、皮膚の再生が可能で、母斑の再発もないことを確認したと発表した。この研究は、同大医学研究科の森本尚樹教…
科研製薬は6月28日、熱傷焼痂除去剤「KMW-1」(開発コード)を日本で承認申請したと発表した。入院が必要な重症熱傷を指す深達性II度又はIII度熱傷を対象とした外用薬。熱傷部位に塗布して4時間後に除去することで、健常な組織を温存したまま、焼痂と呼ば…
SJS/TEN患者の血液・皮膚における好中球を観察 山梨大学は7月1日、スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)/中毒性表皮壊死症(TEN)の新規発症メカニズムを解明したと発表した。この研究は、同大医学部附属病院皮膚科学講座の木下真直助教、小川陽一講師(…
開発段階にある薬剤が、口唇ヘルペスや性器ヘルペスなどを引き起こす単純ヘルペスウイルス(HSV)の活動性感染だけでなく、再発リスクも抑える可能性のあることが、動物を用いた研究で示された。研究の詳細は、同薬を開発しているInnovative Molecules GmbH…
急性心筋梗塞(AMI)に対する自己注射型のP2Y12阻害薬(selatogrel)の国際共同臨床第3相試験(Selatogrel Outcome Study in suspected Acute Myocardial Infarction: SOS-AMI)が開始される。同薬を開発するスイスのIdorsia社が明らかにした。 大腿部または…