多施設大規模コホートのDutch BioDayレジストリに登録された治療抵抗性アトピー性皮膚炎(AD)成人患者210例を対象に、デュピルマブ(デュピクセント®)の長期有効性および安全性を検討した。
その結果、湿疹面積重症度指数(EASI)の平均変化率は16週時-70.0%、52週時-76.6%だった。EASIの75%以上改善(EASI75)達成率は16週時59.9%、52週時70.3%だった。最も多い副作用は結膜炎(34%)だった。デュピルマブ治療中止率は8.1%と低かった。
コメント:
難治性での有効性の論文がでました。
やはり、重症例では結膜炎が34%と、中等症などと比較して高いようです。